ご葬儀を終えてからご遺族は公的機関への諸手続きと同時に49日法要、納骨等の仏事に関しても様々な準備をしなくてはなりません。主たる項目を紹介します。
●葬儀の翌日か翌々日に、ご近所やお手伝い下さった方へ菓子折りなどを持参してご挨拶をします。
●勤務先へは挨拶回りを兼ねて私物を整理します。
●遺品の整理(形見分け)遺族で十分に話し合いながら行います。慣習的には目上の方には差し上げません。
●49日忌法要の準備
第一希望、第二希望を挙げお寺様と日時、場所の打ち合せ
土日、祝祭日は比較的混み合いますので、出来るだけ早い段階でお寺様へ打診します。法要の場所と、会食場所を決定し、案内状を親族へ送付します。
同時に、お仏壇、本位牌(ほんいはい)、ご香典返しのリスト、奉書とういう挨拶状を作成します。ご香典は、一般的に「半返し」(はんがえし)といわれており、いただいたご香典の半額程度の物を目安とします。*千葉県内では、葬儀の際に2,500円〜4,000円程度の即返し(お茶)をされる方が多いので2万円3万円といった高額の方のみにされています。
●納骨の準備
49日法要と併せて行う事が多いようです。
事前に石材店に連絡し、戒名、法名彫りを依頼します。塔婆(とうば)をお寺様へ依頼します。お墓が無い時には、お寺様に相談するとともに自宅に持ち帰り1周忌までには決めましょう。
●納骨当日のスケジュール
ご参考例
午前11時 船橋市000霊園 集合
お寺様の読経、焼香、法話、挨拶、会食
*遺族が当日必ず持参する物
お布施、お膳料、お車代、親族への粗品、墓石店の費用、担当者への心付け、親族への粗品、白木位牌、本位牌、遺影、ご遺骨、数珠、会食代等です。小さな家族葬儀社ではご遺族様の精神的、経済的負担を少しでも軽減できるようご葬儀後も適宜お手伝いをしております。
小さな家族葬儀社では、葬儀後の手続きについてまとめた小冊子を差し上げています。